イズミルが旅行ガイドブック「ロンリープラネット」の 「Best in Travel 2024」にランクイン!

エーゲ海地方にあるトルコで最も美しい都市のひとつであるイズミルが、米大手出版社の旅行ガイドブック“ロンリープラネット”の「Best in Travel 2024(2024年に行くべき旅行先)」に選出されました。


1973年以来、世界中の旅行先に関する貴重な情報を提供しているロンリープラネットは、同旅行ガイドが最も推薦する旅行先ランキングの第19版となる「Best in Travel 2024」をこの度発表しました。このランキングは、旅行の専門家チームによって編集され、国、地域、都市、持続可能性、価値の5つのカテゴリーに分けられています。同旅行ガイドの「ベスト・シティ」のひとつであるイズミルは、トルコ第3の都市でありながら、長閑な雰囲気や、古代都市、素晴らしいビーチ、壮大な景観、独特の料理などの魅力で高い評価を得ています。


また、伝統・現代芸術を紹介するギャラリーや美術館に加え、多様なイベントでも注目を集めています。例えば、最も新しい観光スポットとして注目を集めているのは、19世紀末に建てられたアルサンジャック・テケル工場を修復してオープンしたイズミル文化芸術工場で、イズミルで最も重要なイベントである”エフェス文化ルート・フェスティバル”も先日開催されました。

ユーロヴェロ8号線(地中海ルート)に選出されたトルコ初の都市でもあり、サイクリングルートや“バイシクル・フレンドリー(Bicycle Friendly)”認定のホテルがあることから、自転車でこの地域を探訪しようとする旅行者にとっても理想的な目的地となっています。

風味、文化、海辺のライフスタイルが注目されるイズミル
ロンリープラネットでは、海岸沿いのロケーション、歴史的なバザール、文化的・芸術的なエリア、ブドウ畑のルート、美しいビーチ、古代遺跡など、イズミルへ行くべき説得力のある理由が数多く挙げられています。イズミルは歴史的、現代的な文化が見事に融合し、美味しくてヘルシーなエーゲ海料理と質の高い生活も楽しむことができます。同旅行ガイド内では、毎年6月から7月にかけてスミルナ・アゴラなどの有名な会場でさまざまなコンサートやダンスパフォーマンスが行われる”国際イズミルフェスティバル”も注目されています。また、イズミルのワイナリー巡りのルートのひとつであるウルラで、地元のワインを試飲することもお勧めとして紹介されています。

イズミルの新たな魅力
ユネスコ世界遺産に登録されている古代都市エフェスがあるため、この地域には毎年何百万人もの観光客がこの町を訪れていますが、ロンリープラネットは「まだ十分にイズミルの魅力が発見されていない」としています。活気あるケメルアルトゥ・バザールまで伸びる約2kmの美しい海岸線が特徴ですが、その他にも絵のように美しい海辺の町やビーチに簡単にアクセスできる抜群のロケーションも魅力のひとつです。イズミルの西海岸には、ブドウ畑とトルコワインで知られるウルラ、エーゲ海のハーブやシーフードを楽しめるチェシュメ半島のアラチャトゥに至るまで、趣のある村や有名な海岸集落が点在しています。更に、イズミルは今年のミシュラン・ガイドにも掲載され、この地域のガストロノミーの実力を証明しています。


アナトリアの宝
歴史的な宝を探索するには、ベルガマとセルチュクがおすすめです。ユネスコの世界文化遺産に登録され、古代で2番目に大きな図書館がある古代都市ベルガマでは、先史時代にまで遡るこの地域の歴史の旅を体験できます。セルチュクでは、古代世界の七不思議のひとつとされるアルテミス神殿、ユネスコ世界遺産に登録されている古代都市エフェス、そして聖ヨハネ大聖堂や聖母マリアの家など、古代に息吹を与えた壮大な集落の遺跡を巡ることができます。セルチュクの山々を望む緑の丘の中腹にあるシリンジェは、最近、国連世界観光機関(UNWTO)の「2023年 ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選出されました。